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クレジットカード現金化業者というのは消費者金融などの貸金業者ではないので、貸金関連の法律には影響を受けないというようなイメージがあります。しかし、貸金業法が改正したことで、現金化業者は実は増加していたのです。なぜこのようなことが起こったのでしょうか?

貸金業法で改正された部分

 まずは、貸金業法のどの部分が変更されたかについて見ていきましょう。変更されたのは総量規制と上限金利の引き下げです。これまで、金利にはグレーゾーン金利というものがあり、消費者金融はその範囲で融資を行うことが多かったようです。その原因となった法律は、利息制限法と出資法でそれぞれ上限金利が異なることから、その間の金利をグレーゾーン金利と呼びました。改正前は、やや高めであるグレーゾーン金利に加えて、審査基準の緩さから、多重債務者が増加し、問題となっていました。
 しかし、法律改正されることで、法定金利の上限が下がるとともに、消費者金融は確実に利用者から金利を得るために、審査基準というのを厳しくしました。 
 それによって、現在では消費者金融の審査通過率はおよそ3割程度で、審査が緩いとされる業者であっても5割に満たないという状況になりました。
 また、総量規制という年収の3分の1以上の貸付をしてはいけないという規制も、利用者が消費者金融を利用しづらくなる原因でした。これによって、以前よりも、融資が可能な金額が減り、十分な資金を集めることができなくなりました。
 

なぜ現金化業者は増加したの?

 利用者の数は変わらないのに、利用可能な枠と審査基準が厳しくなってしまっては、比較的お金に余裕がある人しか消費者金融を利用することはできません。お金に困っているから融資が必要であるのに、それでは本末転倒です。
 一方で、クレジットカードの現金化というのは個人でできることから、融資を受けることができなかった利用者によるニーズが高まりつつあります。現金化には審査も複雑な手続きも不要であるため、ショッピング枠に余裕があれば、誰でも利用することができるのはとても便利ですよね。
 現金化業者を利用すれば、さらに周りの人やカード会社にバレてしまうというリスクも低減することができるのでさらに有用性は高まってきています。
 消費者金融や銀行からの融資が難しくなり、現金化のニーズが高まってきたことによって、現金化業者というのが急増しました。

悪徳な業者に注意しよう

 現金化業者が増え、利用者の選択の幅が広がってきたのは良いことですが、業者に申し込みをする上で悪質な業者には注意しなければなりません。悪質な業者というのはどの業界にいるものですが、別の業界だと、利用者の間で情報が広まりやすいので、そういった業者というのは遅かれ早かれ駆逐されていきます。しかし、現金化業界というのは利用者による横の繋がりというのはほぼなく、情報が業者に偏ってしまうというアンバランスな構造をしています。それゆえに、悪質な業者によって、利用者が騙されてしまうということがたまに発生します
 もし悪徳な業者に捕まってしまうと、あの手この手で利用者の個人情報やら現金やらを搾り取ろうとしてきます、加えて、そのような業者はヤミ金などと関係を持っている可能性が十分にあるので、被害が甚大になってしまうことでしょう。
 そのため、利用者は現金化業者を通して、現金化をする前に最低限の知識や悪質な業者の手口というのを知っていなければなりません。

まとめ

・貸金業法改正以前は、グレーゾーン金利というのが問題であり、審査基準の緩さから多重債務者になってしまう利用者が多かった。
・貸金業法の改正によって、融資に年収による貸し出し制限と法定金利の引き下げが、利用者にとって重荷になってしまった。
・貸金業法改正後、現金化の需要が高まってきたことで、現金化業者が急増してきた。

以上が貸金業法と現金化業者の関係についてでした。現金化というのは利用はしやすいですが、注意をしていなければ足元を救われかねないので気をつけましょう。